中絶後の精神的障害‐その症状
起こりうる精神的障害は中絶直後か、または数年先に起きるかその人によって
異なります。医学会で中絶についての賛否が論議されている間、中絶賛成者
であった私は、その後に起こるべき精神的苦しみが現実であることを
保証します。子供を喪失した後に襲ってきたものは、悲しみの涙と肉体的痛みと絶望感でした。自分自身の決断で中絶したことに対しての後悔と罪責感で苦しみ
男の子かしら、それとも女の子だったのかしら?と思い、
生まれていれば今は何歳になったはずなのに。もしも…
もしも、と言う際限の無い後悔と深い絶望感に襲われます。
中絶後の精神的障害‐罪責感と落ち込み
中絶者の殆んどが罪責感や落ち込みの問題が中絶が原因であることを否定する傾向が
あるので、中絶後の精神的障害から回復するまでに時間がかかります。
症状は軽い鬱から自責の念に駆られる、または食欲不振、薬物やアルコール
乱用、そして重度の自殺思考にまで進む場合もあり、中絶した数多くの女性は、
消し去ることのできない感情的ジレンマに悩まされます。同様に男性も女性と同じ精神的苦しみを経験します。
中絶後の精神的障害‐赦しを受け入れる
中絶が原因での精神的障害は、問題の核心に面と向かわなければ回復することはありません。中絶を決断したのはあなた自身です。しかし既に過去となってしまったあなたの中絶の決断を赦さなければなりません。たとえば、あなたが友達を傷つけた後悪かったと思って謝ったとします、それはあなたがあなた自身の間違いを認めたから謝る行動に出たのではないでしょうか。謝ったのはあなたの間違いを認めた後の行動なので、過去の間違いから良い結果を生み出すことになったわけです。あなたは子供を中絶した決断を後悔しているならば、自分自身を赦さなければなりません。子供を殺した人を許すなど出来ない?このように人間は赦す事が困難です。罪の赦しを与えてくださる方は誰なのでしょうか?答えは:あなたが母親の胎内にいる時からずっとあなたを愛して下さっている神です。神は御子の死を通してあなたの罪を赦すために、あなたの痛みを取り去るために、その一人子をこの世に送って下さり、罪の責任を御自分お一人で担ってくださいました。悔い改めて中絶の罪を赦していただき創造主である神を認めましょう、なぜなら神はあなたが神御自身と親しい個人的な関係を持つように造って下さったのですから。
中絶後の精神的障害‐長期間に渡る回復と希望
中絶後に起きる精神的苦しみからの回復は時間がかかるでしょう、なぜなら罪責感や思い出がくり返しよみがえるので、赦されていないのではないか、と言う疑惑に陥るからです。しかし、神はあなたとの約束を破棄するお方ではありません。あなたの神と御子イエスを知るには時間を取らなければなりません。聖書では、“もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪を赦し、すべての不義から私たちをきよめて下さる”(第一ヨハネの手紙1:9)。また、“東から西から遠いように、主はわれらの咎をわれらから遠ざける”(詩篇103:12)。あなたは中絶した子供を思い罪責感に苦しみ悲しみに打ちひしがれているかも知れませんね、自分自身を赦すことは難しいでしょう、しかしイエスを信じれば確実に失った子供に逢える希望があります。
希望と赦しを今発見して見ましょう!