ストレスの緩和(応力緩和)‐笑い事ではない
ストレスの緩和(応力緩和)? 笑い事ではありませんよ、しかし、仕事と遊びの両方に並々ならぬ人生体験をしている現代世界に住む何千何万の男性、女性と子供達には一寸したジョークとなるでしょう。ストレスは多様な形を取って入ってきます。人生の否定的な体験だけがストレスを引き起こす訳ではありません。忙しくしている、自分の好きな楽しみで一杯な活動に参加しているにも関わらず、体の中では過度に分泌されたアドレナリンが急上昇して、けん怠感と気分が疲れ果てる結果となります。まるでランプから何斜線もあるラッシュアワーの高速道路目がけて入って行くドライバーのようです、私達は悪戦苦闘しながらスピードを上げて今日の家族間の早いペースの流れに合わせて行くのです。
ストレスの緩和(応力緩和)‐見えるのですか?
今日のポストモダン文化は家族メンバーを離散させると同時に個人個人が自己満足を探し求めることを奨励する傾向があります。既に崩壊した家族は休日を世界の州都で過ごし、そして全て見逃さず、楽しみも全て見逃さない努力をした結果疲れ果てて帰宅します。人々は“皆さんが楽しめる!”このような宣伝に引き寄せられて豪華な休暇を目標に、今までになく一生懸命働くのです。この様な傾向はシンプルでゆとりのあった生活に戻りたいというあこがれの思いが心の底に広がっているからではないでしょうか。
典型的なポストモダン家族はめったに全員で食事をすることがありません。母親と父親は共に仕事で家には居ません。子供達はバレーのレッスン、クラブ活動、そして学校のスポーツで放課後のスケジュールは一杯です。それが終わる頃全員が帰宅して、食事をして、そしてお風呂に入る、さあ、もう寝る時間となります。疲れ切った母親と父親は明日起きて同じことを繰り返すために、倒れこむようにベットに潜りこむのです。
彼らは自分自身でも不思議に思い、“ストレスの解放ってあるのかな?”週末、家族と共にゆっくりと過ごしていた時間は、今ではさらに詰め込まれた活動と仕事に取って代わり、インスタント食品は高消費され必要なビタミン栄養は犠牲となり、その間忙しい親は子供達を体育クラブと地域のホッケークラブに迎えに行くために急いで家を飛び出します。毎週の買い物と任務である用事も終わらせなければなりません。“家庭”は結び合い、元気を回復される場としての価値はなくなってしまいました。その代わり、再び仕事と遊びの戦いに出かける前に入り込む兵舎のようになりました。日曜日になる頃には、ゆっくり寝ていることが大きく優先順位を占め、家族の礼拝は無視される結果となるのです。
ストレスの緩和(応力緩和)−どうやって理解したらよいか?
家族生活の営みがなぜこんなに忙しくなってしまったのでしょうか?ゆっくり休養する時間はありますか? このことについて専門家であるカウンセラーの調査からストレスの対処をしたある家族の二つの肯定的特徴を挙げてみましょう。第一にどうしたらストレスを対処できるか。第二に必ず対処できるという心構です。家族間のストレス緩和はお互いに愛し合いまた愛を受け入れあうことが大切であり、また話し合いのできる家族だけの時間を努めて作ることから健康的な家族関係が生まれてきます。現在の金儲け主義の娯楽商売が、家族で楽しむキャンプイングや浜辺での憩いの場に取って代わることはできません。
元気回復はストレス緩和に欠かすことができません。宇宙を創造された御方は人間が忙しい営みに生きるだけではなく休養が必要であることと、人生の抑圧とストレスを自分一人で処理できないことも知っていて、生ある者のために霊と肉体の休養の日を造りました。第一ペテロ5:7では、思い煩いを全て神に委ねるがよい、と言っています。神は私たちを思いやって下さるだけでなく最上のものを受けるように望まれています。もしかしたら祈りがあなたのストレス緩和の最上の方法ではないでしょうか。圧倒されることから解放されたいと願うならば、次に挙げる3つの方法を試してみましょう。
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家族関係を改善しお互いに一体となり、理解と話し合いの場を作り家族どうしの繋がりを持つ。
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家庭を元気回復の場とする。週の一日を全員で教会に参加し神を礼拝すると共にその日を家族の休養の日とする。
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あなたを本当に愛してくださる神に信頼してストレスを委ねる。