妊娠の望み - 強いあこがれ
願望。私たちの食欲はおせんべいを口に入れ、美味しいお饅頭を頬張るまでは止まる事がありません。妊娠を願っている夫婦にとっては“あこがれ”は願望を通り越して心の痛みになります。もしあなたが保護しないセックスを続けているのに妊娠しないのであれば、“不妊”の可能性があります。冷たい言葉のようですが、事実を直視して医師の指導と検査を考慮しましょう。
もしあなたが不妊症の検査、または治療をしているのでしたら、あなただけではないことも知ってください。統計によると6組のうち1組がこの問題を抱えています。なんと圧倒される統計でしょう。しかし不妊で悩んでいる人々はいつも孤独感と満たされない思いを抱えていることでしょう。
妊娠の望み – “頑張る”ことから来る精神的疲れ
妊娠を望んでいる夫婦の殆んどが最も辛いことは精神的な苦しみだと言っています。今月こそはもしかしたらと言う希望と期待を抱いてはまた失望し、検査と治療を繰り返す苦しみを味わうからです。
妊娠の望み - ある人の話
妊娠を願って努力しているカップルがどのようにして精神的平安を保つことが出来るのでしょうか?次の例を読んであなたも熟考してください:
“不妊?本当ですか”この言葉を聞いた後、7年間の長い検査と治療を繰り返すことになりました。医者と治療と…そして頑張る。次を期待して喜びで心が躍る、しかし又その後に襲う失望…この繰り返しは私の苦しみでした。子供はもうできないのでは?子供ができないなんて後ろめたい。それとも私たちはよっぽど悪い人間なのかしら?
こんな思いが毎月強くなる一方だったので、気分と思考転換をしなければかなり落ち込んでしまう状態でした。しかし一方では、この試練は神が私に計画されている私のための目的なのだと示されていました。現実を受け入れるまでは苦しみました、でも心のどこかでその現実をも受け入れていたのです。
試練の中を生き延びる為に役立つ方法:
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配偶者の感情と気持ちを受け入れる。心を打ち明け自分の思いや気持ちを話し合う。プロセスの期間中、お互いの反応は違う場合があるが一緒に分かち合ってゆくとき不妊問題の対応がしやすい。お互いに助け合い相手の気持ちに対して優しく対応する。
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親身になってくれる医師を探す。必要なのはあなたの不妊に関して注意深く心を配ってくれる医師です。プロセス中はケアーとリラックスした安心感も必要。
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信頼できる家族メンバーか又は友達を持つ、又は援助グループに参加する。同じ状況にある人と会うことでたびたび気持ちが楽になる。
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セックスが義務的にならないように注意、好機を捕らえること。ロマンスを確保し特別の外出や週末旅行などで生き生きと新鮮に。
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援助の必要な人々に手をさしのべる。 ある子沢山の母親が援助を求めていることを知りました。その母親は5人の子を抱えて目のまわるような忙しさで悲鳴をあげていました。ですから私が援助の手をさしのべた時はとても喜んでくれたのです。双子の赤ちゃんの世話は大変です、しかし子供の世話をしている時は喜びと充実感がありそれが私の対処法にもなっています。
最も重要な対処法は、人に助けの手をさしのべ何時も充実感を持つことです。それはイエス・キリストを通してのみ可能です。聖書では、“すべて重荷を負って苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負って、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。”(マタイの福音書11:28−30)。イエス・キリストとの関係があったので、不妊問題を抱えている期間私に必要である頑張る力と未来の希望も与えられました。あなたもイエスとの関係を受け入れる準備がありますか?